TOEFL Speakingの準備時間の有効な活用法
こんにちは。
TOEFL専門、留学のための しけんや英語塾のブログになります。
TOEFL Speakingが、どうしても焦って言えなくなる、ひとつの大きな原因に、あの
prep time
があります。
この緊張した空間は、なんとか克服したいものでしょう。
みなさんは、このprep timeをどのように「有効利用」されていますか。
使い方は、ひとりひとりの受験生によると思いますので、ここでは、もうひとつの選択肢を提示しておきたいと思います。
まずは、integrated tasks(2~4番)について。
これは、すでにネタがあるので、メモをしっかりチェックしなおす、という受験生がほとんどだと思います。
重要なことですね。
どのメモは言う、言わない、これとこれはひとつにまとめて・・・とかですね。
ただ、注意しなければならないことは、prep timeは30秒とか20秒で、決して60秒ではない、ということです。
つまり、response(60秒)の予行演習は、できない、ということなんですね。ということは、準備が途中で終わってしまう、ということです。
で、いきなり、
Begin speaking after the beep.
でスタート!
となります。となると、あわわ・・・となることもあるでしょう。
そこで、ですね。わたしからのアドバイスとしては、
そういうひとつひとつのメモのチェックはどうでもいいので(だって聞いてから1分もたっていないので、だいたい覚えていますよ)、それよりも、第1文をどのように言うか、を準備する、というものです。
出だしに、
The um.. The university is... preparing...planning.. the cafeteria um,,, coffee shop...
とかなると、もう、戦意喪失です。テイク2がやりたくなるでしょう。あるいは、もう帰りたくなりませんか。
第1文って重要なんですね。
だから、30秒の準備時間の大半を使って、
The university is planning to close the coffee shop. って言おう、と思って、2~3回繰り返しておく、というは、ひとつの手です。
こうして幸先の良いスタートがきれると、後も、意外とスラスラ言えることが多いです。
1番のfamiliar topicでも、同様の戦略はとれます。
ただ、ここでは、さらに別のやり方をご紹介しますね。
それは、
何もしない
というものです。
だって、この1番の問題は、お友達と会話ができるか、ということが問われています。つまり、相手(質問)が突然振ってきた質問に、すらすら答えられるか、が問われているわけです。それが普通の会話ですね。
だから、自分は今から普通の会話をするのだ、と思って、ことさら準備をしない、というのはアリだと思います。
幸か不幸か、最近の問題は、けっこう長くて、読むだけで数秒かかってしまうものが多いです。だから、15秒の間、問題を繰り返して読んでおく、というのもいいと思います。
それって、オレの意見聞いてる?
学校行くって、どこの学校のこと?
あ、大学生って、ということ聞いてる?
とか、普通の会話でも相手に確認したくなることがあるでしょう。それをやっておくとよいです。そうすれば、一般論を問われているのに、自分の趣味嗜好だけに終始することがなくなります。
普通の会話だと思ってやってみてください。
練習するときにも、読み終えたら、いきなり言うようにしておくとよいです。いつも、prep timeなしで。
普通の会話はprep timeなんてありません。
テストだと、なおさらなくてよいと思いませんか。
変に準備準備・・・とかやろうとすると、なんか、どきどきするんですよね。あまり気にせず、普通に答えてみるとよいかもしれませんね。
そんなお話しを動画でもしました。参考になればと思います。