TOEFL Writingで重要なことを忘れても、どうでもいいことを書いてしまう理由
TOEFL のindependent writingでは、もちろんですけど、質問に答えることが、スコアを出すための最低条件になります。ただ、これがうまくできない受験生もいます。賢い人ほどそうなることがあります。
これは、たとえば、「若者が守るべき社会のルールは厳しすぎる」にagree or disagree?という質問だったとすると、質問は、
厳しすぎるか
そうでもないか
の二択なんですね。これしか問うていないです。
なのに、賢い人は、そういうことを飛び越えてしまって、
そもそも社会のルールは、未熟な若者を危険から守るために作られているのであーる!
だから、若者は社会のルールを守って当然なのであーる!
なんていうことを論じてしまうんですね。
これ、5点満点の2点です。(2点というのは、書き賃です。。。)まあ、10点台になります。
だから、
厳しすぎるか、そうでもないか、のどちらですか?
となってしまいます。
なんかね、どうしてもいろんなところまで、頭がまわってしまうんですね。
賢い証拠です。。。
と同時に、わたしはもしかして、これは、ある必要性に迫られていて、そういう周辺的なことを書いてしまうのかな、とも思っていて、それが、
ワード数が欲しい症候群
なんじゃないか、と。
でもね、450語とか500語とか書いても、たいしてアピールしないです。
むしろ、展開がおかしくなっていて、スコアが下がることもよくあります。
ワード数をたくさん書いていて、かつ、スコアが出るのは、質問に答えているのは当然として、実はあとの部分は、
たいして重要なことでもないけれど、まあ、マイナスにするほどでもない
という程度だと思います。600語くらいある答案を読むたびに、そう思います。
この程度のお題に答えるために、そんなことまで書く必要あるのか?
ということです。
もっとシンプルに書いたほうが、一貫性を失いません。
それでも300語くらいいけますので、ぜひ、受験生のみなさんには、端的に、ズバッとyes / noを明確にした、わかりやすい答案を目指してほしいな、と思うわけです。
そんなお話しをこちらの動画でしました。