TOEFL専門 留学のための しけんや英語塾

TOEFLを突破するための可能性を追求します

TOEFLの過去問以外にできるTOEFLの勉強

こんにちは。

TOEFL専門、留学のためのしけんや英語塾のブログになります。

 

TOEFLの準備の王道としては、Official GuideとOfficial Testsをやって、15セット以上あるので、まあ、これをしっかりやれば、(しっかりのやり方はこちらの動画・ブログでご紹介しました)一定のスコアは出ると思います。

 

ただ、それもこれも、幅広い英語の知識があれば、一層効果がありますので、TOEFLの過去問以外の勉強も、同じくらい重要ということになります。今回はそうした「TOEFL以外のTOEFLの準備」についてお話しします。

 

 

まず、簡単に思いつくのが、英語の本を読むことですね。

 

まずは、Reading および単語などの知識を身につけるために、英語の本(Oxford University PressのVery Short Introductionシリーズから1冊何かReading用に読む、

 たとえば、こちら。

 タイトルはたくさんありますが、どれを読んでもためになります。

 

また、What on earth happened?を辞書を引きながら単語を増やして、知識を得る目的で読む)

What on Earth Happened?

What on Earth Happened?

 

 これも大変よい本で、どこをとってもTOEFLのど真ん中のトピックかつ英語レベルです。

 

耳から入れる英語として、TOEFLに役立つものとしては、NHK実践ビジネス英語を、テキストなしで聞くとよいでしょう。

 

 実践ビジネス英語は、これは自分の経験でしかないので、ちょっとわかりませんが、「テキストを見ながら聞いて」ちょうどよい、非常にためになるなあ!と感じるのは、TOEIC800くらいのレベルなのではないか、と思います。

 

それはつまり、TOEFLでは80がギリギリとれない、という感じだと思うんですね。それくらいです。TOEFLで80を目指している方は、「聞く」ことを中心に英語の知識を増やすために、この放送を聞くのがよいでしょうし、TOEFLで100(以上)を目指している方(で、80を超えている人)は、「テキストを買わずに」(すいません、NHKさん)聞きましょう。それで理解ができないようではTOEFLには太刀打ちできません。必ずできるようになるまで聞きましょう。

 

もし、細かいところがわからなくても、「自分が聞けなかったせいだ」と思って、スルーしておけばよいです。そういうのも含めて、TOEFL100への道なんだと思います。いつも答えがあるわけではないので。

 

しっかり勉強用に、聞き取り用に、聞くとしたら、

ed.ted.com

 とか

✓  Scientific Americanの60-second scienceを集中力を高めるために聞く

www.scientificamerican.com

 とか

✓ Khan Academyの動画を毎日見て知識を得る

 

とか、

www.bbc.co.uk

とか、聞いてみてはいかがでしょう?

特に、最後のIn Our Timeは、わたしは夕食後にお皿を洗いながら聞いています。本当にいい番組です。

 

ひとつのテーマ(たとえば「コーヒーの歴史」とか)について、3名ほどの専門家が、お話しするだけ、というラジオ番組なんですね。45分あるのですが、45分聞き続けられたら(つまり最後までついていけたら)、TOEFLのListeningでは満点でかつお釣りがくると思います。時間的には、TOEFLのレクチャーを8~9本連続で聞くという感じですね。ですから、5分くらいで切って、休憩してもいいと思います。それまでの内容を復習して、次の5分に臨む、ということでもよいと思います。

 

TOEFLのマテリアルと異なるのは、(そして上のKhan AcademyとかTED Edとかとも異なるのは)、スクリプトがない、ということです。こうしたものを聞くのは、TOEFLで高得点を得るには重要な勉強です。聞こえなかったらそれで終わり、というレベルで聞く練習をするわけですね。逆にいうと、TOEFL100を目指すような受験生は、もうスクリプトなんか不要なレベルになっていると思いますし、そうあるべきですね。

 

大学の授業で、先生に「スクリプトください」とかありえないじゃないですか。(ただ、この先、オンラインの授業が主流になると、耳の聞こえない学生さんのために、全てがスクリプトになるということもあるかもしれないので、そうなると、留学生も助かるかもしれませんが。)

 

ただ、現状では、スクリプトのある授業なんてない!ということを意識させるためにも、勉強の段階から、「聞くときにスクリプトなんか、いらない!」ということにしていくのも重要かな、と思うんですね。

 

(これって、むかーし、英語を読むときに、なんか和訳が欲しいなー、と思ったことがあると思うんですが、もはやTOEFL80くらいの方なら、和訳要らないんじゃないですか?その感覚だと思います。)

 

また、

週に3~4回は、英語の記事をしっかり読んで、そのリアクションを100語程度の英語で書くとよいでしょう。

 

のもよいですし、オンライン英会話をしている方なら、それを話すこともできますね。「・・・・(←ここが要約)という記事を読んだのだけれど、どう思いますか?」という質問をするとよいでしょう。(先生のほうが困ったら、当然「あなたはどう思ったのですか?」と聞き返すと思いますから、もちろん、答えてあげてください。)

 

これらで、能力を向上させつつ、追い込みで、Official Tests を1冊(5セット)連続でやる (しけんや英語塾をご利用になるのも手です。)

www.shikenyajuku.com

 

と、いうのが、おそらくは、大変健全なTOEFLの準備なのではないか、と思います。

 

過去問を解いてしまって、もうやるものがありませーん!(でもスコアは80にも達していない)というのは、健全とは言えないと思います。どうしてもスコアを出すゲームとしてTOEFLをとらえているような感じですね。でも、TOEFLはゲームではないので、表面的な準備ではなかなかスコアが上がらないんですね。あくまでも、大学での勉強の足しになるように、準備をしていく、というのが健全かな、と思いまして、一つの勉強の在り方をご紹介しました。