TOEFL専門 留学のための しけんや英語塾

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TOEFL40から60を超えて80を目指す勉強法

こんにちは。

 

しけんや英語塾のブログになります。

 

これからTOEFLを始める、という方で、わりと多いのは、すでに80程度を超えている能力を持っている方。そういう方の目標は100を超えることになると思いますが、それなりに大変なことです。

 

他方、これから始めるんだけど、本当に英語が・・・という方。受験しても40点くらいなんじゃないか、という方も相当いらっしゃると思います。こうした方の目標は、二つあって、60で十分です!という場合と、80を目標にしている、という場合です。今回は、この場合を解説します。

 

大前提は、あまり時間が残されていない、ということです(当塾にいらっしゃる方はほとんどそれです)。1~2年あるのであれば、全く違う戦略になると思います。

 

さて実は、同じ、40からスタートするにしても、(最終)目標を60に置くのと、80にするのとでは、その戦略も異なります。

 

①60を最終目標にする場合。

こちらは

1)キャンパストピックの語彙・表現に慣れる

2)読んだり聞いたりするときには、全体が何なのかだけにフォーカスする

3)書いたり話したりするときには、頓珍漢なことでいいから、とにかく分量を出す

 

というのがその要旨になります。

1)については、行きたい大学のwebsite(英語ですよね?)を読むといいですね。いろいろ勉強になります。2校分くらい読み切れば、単語も相当増えるに違いありません。そして、読むモチベーションはあると思います。こうしてキャンパスのことばをたくさん覚えることで、Listeningの会話部分、Speakingの1番、2番、Writingなどに大きくプラスになります。

 

2)こちらは、要するに細かいことにはこだわらない、ということ。そんなことができるのなら、とっくにスコアが80を超えます。

 

3)ここも、質にこだわれるようなら、スコアは80を超えている、ということです。質じゃなければ何だ?もちろん、量です。幸い、TOEFLでは大量に話したり書けたりすることは、想像以上に評価されます。そこを狙います。

 

だから、これをやるには、TOEFLの過去問などでやるのではなくて、むしろ、独学したり、英会話を習ったりするような勉強が功を奏するかもしれません。

 

②最終的には80を目指している場合

 

問題はこちらです。

60点までなら、あまりクオリティ(質。つまりエラーが少ない英文を書く、とか、誤解をあまりしないで、英文が読める・聞ける、とか、そういうことです)を気にしなくてもOKです。けれど、80点ともなると、多少なりともクオリティを高めることが必要になります。

 

つまり、

 

1文にフォーカスした勉強

 

が必要になるわけです。

 

もちろん、①をやるのは妨げませんが、それに加えて、1文のクオリティを上げる勉強をすることが必要になります。

 

これがまさに、高校で1年留学して帰国した高校生が、大学に出願するときに80点が必要だ、というときにやるべきことになります。(あまり英語の知識のないうちに)1年アメリカで過ごせば、上の①ができるようになります。(なんとなく想像つきますよね)

 

で、帰国してTOEFLを受けると、60点。

 

そこから多くの人は、何をしたらいいのか、わからなくなります。だから、今までどおり、今度はTOEFLの本を使って、

大量にこなす

作戦に出るわけです。

 

で、スコアは変わりません。

 

つまりそこから先は、純粋に英語の能力の向上が伴わないとスコアが上がらない、という状況になります。

 

だから、英語の能力を向上させること、これにフォーカスしなければなりません。

 

そのために、中学生・高校生は、とにかく学校の勉強をしましょう。学校で渡される参考書や教科書を覚えまくりましょう。それが1文のクオリティを高めてくれます。

 

社会人は、学校に戻れません。(自分で参考書を開くのもちょっとモチベーションが不足気味です。)

 

そこで、2つの場合分けをして、戦略を紹介しましょう。

 

②-社会人-1) 独学の場合

まずは、TOEICに取り掛かるとよいでしょう。

聴く勉強をParts 1,2,3でしっかり、1文の聞き取りの精度を上げて、

読む・書く勉強をParts 5,6で完全に学びましょう。

こちらの動画でお話ししたことがあります。

 

 

②-社会人-2) 独学ができない場合

このタイプのために、しけんや英語塾では新しいコースを作って、若干名だけ募集をしています。(すいません、少しだけ宣伝。でも、もうあと1~2名で満席です)

こちらは、TOEFLのレベルの英文を使っての勉強をします。単語・文法などを学び、1文1文のクオリティを上げることが最大の目標になります。意外とSpeaking / Writingは取り掛かりやすいセクションなので、そちらの勉強もしながら、1文のクオリティを上げていく、という勉強を40点くらいから始めます。

 

詳しくはこちらにお問い合わせくださいね。

 

ただ、こちらではなくても 1)のように、独学でTOEICをしっかり(なんならTOEICの学校を利用してもよい)勉強することで、スコアが見えてきます。

 

40点くらいから80点に向けて勉強をするときに、ちょっとした問題意識も芽生えてきます。長くなりますので、次回にまわすことにします。

 

以上のお話しを動画でもしました。参考にしてください。


TOEFL40から60、60から80への道のり