TOEFL専門 留学のための しけんや英語塾

TOEFLを突破するための可能性を追求します

1か月後にTOEFL 60をとるための戦略とは?

こんにちは。

 

TOEFL 専門、留学のためのしけんや英語塾のブログになります。

 

わりといらっしゃるのですが、TOEFLで60を目指している、という方。この場合の対策を考えます。(ちょっと長いです)

 

60を「目指して勉強しなければならない」という段階で、現状、英語が得意ではない、という前提にしておきます。

 

言い換えると、大学受験での英語の勉強はうまくいかなかった、ということになるか、あるいは、まだ中学生とか、高校2年生とか、ということかもしれません。

 

これは、どういう段階か、というと、

 

英語の知識がとても小さい、ということです。これから、単語にしても構文にしても全てにおいて、どんどん学んでいかなければならない、ということなんですね。

 

留学においては、このあたりが「限界」かと思います。

 

これを下回るままでは、いわゆる「TOEFLなしでの語学留学」になるでしょう。(そしてこの語学留学ではなかなかTOEFLのスコアは出ないです。。。また、別の機会に。)

 

さて、大学受験での英語がうまく勉強できていない、けれど、TOEFLでそこそこのスコアをとりたい、という場合、この2つのテストの差を活用することが大切です。

 

この2つのテストの差、とは、もちろん、

TOEFLにはSpeaking と Writingのセクションがあって、それが全体の半分を占めること。

 

です。

 

しかも、

 

その2つは、以外と採点が甘くて、ある程度ならスコアが出る

 

ということです。

 

これを、まずは最大限に活用します。

 

Speakingは、まずとにかく声を出しましょう。短く、ゆっくりと、

 

dorm

old

more students

 

くらいのメモをとって、

 

Campus dormitories will be renovated. 

They are old now.

New dormitories will attract more students.

 

くらいを言うようにがんばります。(もちろん、間違いがあるのは当然です。)

 

これを4問全てでがんばります。

 

Reading / Listeningの勉強の一つの目安は、このSpeaking sectionで読まされる・聞かされるものの「概要」がわかる程度の勉強をする、ということです。

 

Speakingは、とにかく声が出ればスコアに反映されます。留学をしたいのなら、声を出すことです。多くの人は、メモがあるのに、声が出ません。

 

カッコつけているからです。

 

今の能力でカッコなんて付けられるはずがなくないですか。

 

カッコつけたいのなら、留学しましょう。そのためには、カッコ悪くていいので、声を出しましょう。

 

Writingも全く同様です。とにかく書きましょう。

 

Reading / Listeningも、このWritingの1番(integrated task)を「だいたい理解できる」程度になるよう、がんばりましょう。

 

そのためには、英検準2級から2級程度の(和訳とかが載ってる)「長文」とか「リスニング」を使うのも、ひとつの方法です。慣れてきても、英検2級程度のレベルで抑えて、「なんか自分、だんだんできてきた」という自信をつけるのがよいと思います。

 

この英検2級→TOEFLのSp/Wr→英検2級→TOEFLのSp/Wrを繰り返しながら、その中の単語を覚えたり、TOEFLに出てくる単語集などで記憶したりするとよいです。

 

Reading / Listening sectionsのための準備は、次のブログで解説します。こちらは、英語自体の準備ではもはやありません(それは今回のブログの内容で精いっぱいでしょうから)。R/Lは、むしろ、受け方のポイントになります。

 

それでは、

Reading / Listening sectionsで、上の準備がもっとも活きる「受け方」を考えます。

 

Readingでは、

①全体を読まない。

②10問問題があるので、まずは1番の問題を読んで、その該当部分(そこだけ画面に出ています)を「答えを探すつもりで」読む。

③これを「ひとつのパッセージに10問問題があって長いな~」ということではなくて、「短いパッセージに1問だけ問題がある」ヤツが、10こ連続でわんこそばのように出てくる、と理解して、各問題ごとに、気分新たに取り組む。

④1つのパッセージで18分経ったら、必ず次のパッセージに進む。

 

これをやるとよいです。以下、解説します。

①当然ですね。全体を読んでも「なんかわからん!」ってなるのに決まっているので。決まっているのに、あえてやる必要はないでしょう。

 

②これが大切です。問題のほかに「選択肢も読みますか?」という質問もあると思うんですが、これはやめましょう。だって、ただでさえ、読むのに時間がかかるわけですし、しかも選択肢の4つのうち、3つはウソですからね。あえてウソを読む必要はないと思います。

 

③わんこそば、だと思って、サクサク解答しましょう。わからないものがたくさんありますよ。それでもとにかく、Aとか、Bとか、何かをクリックして次に行きましょう。それで結構です。ただ、最後の要約の問題まで解きましょう。

 

最後の要約の問題は、6つの選択肢をしっかり吟味できるようにしておきましょう。

 

● 東京の平均気温は16℃である。

 

これは「要約」になりそうもない、ということはわかると思います。

 

● 東京の平均気温が16℃であるように、温暖化は、アジアでも観察されている。

 

これだと、「要約」になりそうです。

 

まあ、単純にいうと、そうやって消去法で解いていくとよいでしょう。

 

「要約になりそうにない選択肢」を2つ消したら、あとの4つのうち、テキトーに、3つ選んでください。必ず2つは正解するので、1点もらえますから。

 

④そうやって最後の問題までやること。そして、18分経ったら次のパッセージに。これは、次のパッセージは、自分がこれまで勉強したことがあって、すごく理解しやすい内容!という可能性があるからです。なのに、前の難しいパッセージで時間をとられてしまって、残り時間5分になっていたら、すごくもったいないですよね。

 

こうして、Rでも10点台後半はいけると思います。

 

この本番までに、前回の準備がどれくらいできているか、ですね。

 

難しい問題は、本当に難しいです。だから、すぐにAをクリックして、次にすすむ。そのかわり、できそうな問題はしっかり時間をかけて正解になる可能性を上げる。

 

Listeningは、「だいたい」でいいので、要するになんだんだ、ということだけを聞こうとしてください。

 

「このレクチャーで、先生は、(   )の(   )について、(   )を例に挙げて説明している。」

 

この(  )をおさえてください。これを埋めるためだけに、話を聞きましょう。

 

「このレクチャーで、先生は、(動物)の(子育て)について、(ワニと鳥)を例に挙げて説明している。」

 

こんな感じです。

 

これを埋めたということは、おそらく、ワニがどんな子育てをするのか、なーんとなくイメージがつかめていると思います。それで、1問正解できます。鳥の子育てのイメージもなーんとなく、で1問正解できます。そうやって3問くらい正解するのが目的です。

 

それ以外のdetailとか、お話しがそれた部分についての問題なんか、(要するに問題を聞いて、「まったく記憶にない」という問題)、すぐにBとかクリックして次に行けばよいです。

 

こうしてListeningでも10点台後半を目標にできると思います。

 

これを可能にするべく、普段から英検2級およびSp / Wrの勉強をしておくことが大切です。

 

しっかりTOEFL60を獲得して、人生のコマを1つ進めていただければと思います。

 

そういうお話しを動画でしました。


1ヶ月後にTOEFL60をとるための戦略とは?!