勉強中、間違えたときどう対応するか
こんにちは。
TOEFL専門、留学のための しけんや英語塾のブログになります。
英語を読んだり、聞いたり、まあ、いろいろしていると、間違いを犯すことが多いですよね。毎日ですよね。
そのとき、たとえば、学校で学んでいるとしたら、先生は「これはこの先の英語の上達に影響があるかもしれないエラーだ!」と思ったら、間髪いれずに誤りを指摘して、修正しますね。
読んでいて、根本的に構造を取り違えている、とか。
明らかにおかしな音読である、とか。
展開がジャンプしまくりのライティングであるとか、まあ、いろいろです。
aを落とした、とか、そういうのはまあ、ある意味、recurring errorsでしょうから、この際無視して(というほど小さなエラーでは本来ないのだけど)、もっと大きな問題があるとしましょう。
大切なのは、この次なんですね。
先生に指摘されました、あるいは、独学の場合、自分で和訳と比較したりして、気づきました、と。
ここは、大切なんです。
この誤りの指摘(気づき)は、学習者にとっては、財産なんですね。
次からの勉強のときには、辞書と同様に、隣にずっといてもらって、いつも注意するべきもの。
文を読みながら、「have と toが並んでいるからと言って、have toということでは必ずしもないんだ。」と思いながら読めると、そのうちすぐに同様の事例に当たります。そのとき、以前あった誤りはなくなるはずです。
そうすると、もっとレベルの高いものが読めたり、聞けたりしていくんです。あるいは、もっとレベルの高いことが言えたりしていくことになります。先生も、もっとレベルの高いことを教えよう、ということになります。
その誤りの指摘を受けたりしたときに、「間違いなんか気にしなくていいのだ!」というマインドで、スルーした場合。
たぶん、次に同じ状況に出くわしても、スルーですね。have to はとにかくhave to ですね(まあ、例えば)。
こうして、高いレベルに到達することができなくなります。いつも同じところに戻ってくるわけです。TOEICを受けても、同じような問題でいつも同じような誤りを犯すことになります。
間違いとか、気づきは、学習者にとっては、財産そのもの。ただ、それを本当に財産にするには、しっかりその気づきを意識して、ずっと気にしておけるようにするのも大切なことです。
いろんなことを気にしながら、勉強を進めていく。そうすると、勉強が進むたびに、もういろんなことが目に耳に入ってきて、勉強のクオリティがすごく上がると思います。
もちろん、最終的な段階としては、そういうことがほとんど気にならないようになるまで繰り返して、特に意識なくできるようになることでしょう。けれど、そういうのは、一朝一夕では可能になりません。
これは、もちろん、勉強のときのお話し。TOEFLの準備をしているときとか、とりあえず、TOEFLこそがTop priorityなわけですね。そういうときには、間違いを大いに気にするどころか、間違いこそが財産だ、というスピリットで勉強に取り組んでいくことも重要ですね。
そういうお話しを動画でしました。