TOEFL Writingで、お題にダイレクトに答えていない例
こんにちは。
TOEFL専門、留学のためのしけんや英語塾のブログになります。
さきほど、オンラインサロンで無料カウンセリングをしたときに、よくあることですが、わたしが例を出していろいろ説明するんですが、そのときの例を、記録しておきますね。
TOEFLのWriting (independent task)でよくある勘違いの例として、
(ないお題だけど)「ラーメンとうどんは、どちらがおいしいか」
で、ですね。
もう「ラーメン!」となるわけです。
そして「ラーメン」と言ったら「チャーシュー」なんです、その人は。
で、その後、延々と、「チャーシュー愛」について語るわけです。チャーシューがどれだけおいしいか、と。
で、結論が「ラーメンです!」
おそらく、この答案を読めば(読めないですよ、こんなお題ないから)、「だから、ラーメンの話はどこいったんだよ!」となるはずです。
逆に言うと、「じゃあキミは、チャーシューをのっければ、うどんのほうがおいしい、という結論でも賛成なわけだね?」
となるわけです。
よいスコアにはなりませんね。
このように、もっとお題にダイレクトに答えておきましょう。今回なら、ダイレクトに「ラーメン」の話をしましょう。
こうしたことは、
comparison(比較)
contrast(対比)
quote(引用)
stats(統計)
news articles(記事)
metaphor(比喩)
などを使って自分の主張(理由)をサポートしようとするときによく起こります。つまり、そのサポートの中には、「ラーメンとは別の概念(チャーシュー)」が出てくるんですね。で、結局自分は、ラーメンが好きって言っているのか、チャーシューが好きって言っているのかが混同していくわけです。
チャーシューを出すのはよいことです。ただし、それはあくまでも、「ラーメンがおいしい」のサポートにとどまるべきなんですね。ここが逆転する答案はよくあります。(特に、「チャーシュー愛」が強いとなおさらです。)
別の概念を使ってサポートをするときには、ぜひご注意くださいね。